オール電化物件には当然ながらガスは通っておらず、加熱調理器具でガスは使えません。
どうやって調理をするかですが電気を使った調理器具を使用することになります。
古いタイプだと電熱器などがありますが、電気代がかかる割には加熱力が弱く作れる料理は限られます。
最近はIHクッキングヒーターがあり、ほぼガスレンジと同じ調理が可能になっています。
ガスレンジは五徳の上に鍋などを置き、その下からガスと火が出て加熱をします。
一方IHは真っ平の表面に円が描かれていてその部分に専用の鍋などを置くと加熱ができます。
ガス器具なら火力を強くすればガスの音が大きくなるのでわかりますが、IHは油のぱちぱちとした音が強くなるのを聞いて強火になったと判断します。
IHは炎が出ないので燃え移りなどの可能性が低いので安全とされます。
ただ天ぷらなどで油を加熱し過ぎると発火することもあるので、全く炎が出ないわけではありません。
これまでガスの器具を使っていた人からすると、IHの物件に住んでしばらくは料理がしにくいと感じるかもしれません。